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平屋はやめたほうがいい?後悔しないためのチェックポイント

黒い外壁の平屋の外観。庭と一体で使えるワンフロアの住まい

ワンフロアで暮らせる快適さが魅力の平屋。しかし、「平屋はやめたほうがいい」「平屋は後悔する」といった声を聞いて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、平屋で後悔しやすいポイントとその対策法、家づくりで失敗しないためのチェックリストをご紹介します。

◆平屋は本当に「やめた方がいい」の?

近年は子育て世代からシニア世代まで、平屋を選ぶ人が増えています。一方で、「平屋はやめたほうがいい」「建ててから後悔した」と言われるのはなぜでしょうか。こうした声を聞き、平屋に興味はあるものの、一歩踏み出せずにいる方も少なくないでしょう。

確かに、平屋にはデメリットや注意点があります。しかし、多くは設計や住宅性能の工夫によって対策でき、失敗しないためにも後悔しやすいポイントやその解消法をあらかじめ知っておくことが大切です。

目隠しフェンスを立てたウッドデッキに面するリビング。視線を遮りながら開放感を確保した設計

◆平屋でよくある後悔ポイント5選と解消法

平屋には多くの魅力がある一方で、建ててから「こんなはずじゃなかった」と後悔しやすいポイントもあります。ここでは「平屋はやめたほうがいい」と言われる理由と、その不安を解消するための対策法をまとめました。

① 夏が暑すぎる・冬が寒すぎる

ワンフロア構造の平屋は、屋根と居住空間が近く、すべての床が基礎に接しているため、外気の影響を受けやすくなります。特に断熱性能が低い場合は、夏は屋根からの熱が伝わりやすく、冬は床下からの冷えを感じやすくなるため、「夏は暑く、冬は寒い」と後悔することがあります。

これを解決するには、断熱等級5以上(断熱等級6以上を推奨)の高い断熱性能を備えることが重要です。これにより外気の影響を受けにくくなり、適切な設計と運用のもとでは、一年を通して室温の変化を抑えやすく、快適に過ごしやすくなります。

②外からの視線が気になる

すべての生活空間が1階にある平屋は、道路や隣家からの視線が気になることがあります。特に、住宅が密集したエリアでは、窓の配置によってはリビングや居室の様子が見えやすくなり、カーテンを閉めたまま過ごしがちになることもあります。

こうした後悔を防ぐには、

  • 窓の高さや位置を工夫する
  • リビングを道路に面して配置しない
  • 道路に面する窓は目隠しを設置する

など、プライバシーに配慮した設計を行うとよいでしょう。

③収納が足りない

「収納が足りず家の中が片付かない」という後悔も、平屋でよく聞かれる失敗のひとつです。すべての空間がワンフロアに集約されるため、2階建てと比べると収納スペースを確保しにくい面があります。ただし、小屋裏収納やロフトを取り入れれば十分に補うことができます。そのため、しっかりと収納計画を考えておかないと、物があふれて生活空間が狭く感じられてしまいます。

この悩みを解決するには、小屋裏収納を設置するなど空間を有効活用することで解消できます。また、収納量だけでなく、生活動線に合わせて「使う場所の近くに収納を設ける」ことで、物が散らかりにくい住まいになります。

④土地が広くないと建てられない

平屋は同じ延床面積の2階建てと比べると、より広い敷地が必要です。そのため都市部では、「平屋を建てたいけど土地が見つからない」「土地代が高くなり、建物に予算が充てられない」というケースもあります。

しかし、茨城県は首都圏近郊でありながら土地価格が比較的安く、ゆとりのある土地を確保しやすい地域です。土地費用を抑えられるぶん、建物の性能や内装・設備に予算を回すことができ、理想の平屋を実現できます。

⑤建築費が高い

平屋は基礎や屋根が大きくなりやすいため、建築費が高くなる傾向があります。そのため「平屋は高いからやめたほうがいい」と諦めてしまう方も多いようです。

しかし、平屋は外壁・屋根のメンテナンスがしやすいことや、老後まで長く住み続けられるためリフォーム費用が抑えられるといったメリットがあります。長期的な維持管理費まで含めて考えると、条件によっては平屋の方が結果的にコストを抑えられるケースもあります。

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◆平屋づくりで後悔しないためのチェックリスト

平屋で後悔するポイントの多くは、家づくりの計画段階で防ぐことができます。失敗しないためにも、次の点を確認しておきましょう。

断熱・気密性能は「数値」で確認する

「高断熱・高気密住宅」「断熱等級」といった言葉だけでなく、断熱性能を示す「UA値」や気密性能を示す「C値」も確認しましょう。特に、C値は現場での実測でしか分からないため、気密測定を実施し、その結果を公開しているかどうかが重要です。性能を数値で公開しているかどうかは、施工品質や住宅性能への意識を見極める一つの目安になります。

プライバシー対策が設計に盛り込まれているか?

間取り図だけを見ていると気づきにくいのが、プライバシーへの配慮です。外からの視線だけでなく、家族それぞれが心地よく過ごせる空間になっているかも見落とせないポイントです。

  • 道路や隣家からの視線が気になりにくい窓の位置・高さ
  • 目隠しフェンスなどの外構の工夫
  • 生活音や家族間のプライバシーへの配慮

このような点まで考えられて設計されていることで、住み始めてからの満足度が大きく変わります。

ライフスタイルの変化を見据えた間取りになっているか?

ワンフロアの平屋は年齢を重ねても暮らしやすく、長く住み続けたいと考える方に選ばれやすい住まいです。そのため、現在の暮らしだけでなく、将来のライフスタイルの変化も見据えて計画しておくと安心です。

  • 子どもの成長や独立→子ども部屋の数や活用方法を考えておく
  • 夫婦ふたり暮らしへの変化→寝室を分けるかどうか
  • 老後の暮らしやすさ→バリアフリーへの対応や動線計画

その時々の暮らし方に柔軟に対応できる間取りを考えておくことが、長く快適に暮らせる住まいづくりのコツです。

ハザードマップを確認する

平屋は生活空間がすべて1階にあるため、豪雨や台風による浸水の影響を受けやすい面があるとされます。ただし、ハザードマップで安全な立地を選んだり、盛土や高床基礎などの設計上の工夫を取り入れたりすることで、リスクを抑えることができます。そのため、土地選びの際は事前にハザードマップを確認し、洪水や内水氾濫のリスクについて把握しておきましょう。土地の価格や立地条件だけで判断せず、災害リスクまで含めて検討することが、安心して暮らせる住まいづくりにつながります。

家族の気配が届くワンフロアのLDK。生活動線をまとめた平屋の間取り

◆平屋で「後悔した人」と「満足している人」の違い

平屋を選んで「後悔した人」と「満足している人」の違いは、平屋という住まいの形そのものではなく、「どのような基準で家づくりをしたか」にあります。

たとえば、価格を優先して住宅性能を十分に検討できなかったり、デザインや間取りを重視するあまりプライバシーへの配慮が後回しになったりしたケースでは、「夏は暑く冬は寒い」「くつろげない」「家族の生活音が気になる」といった不満につながることがあります。

一方で、満足している人は、高断熱・高気密といった住宅性能はもちろん、暮らしに合わせた動線設計やプライバシーへの配慮、将来のライフスタイルの変化まで見据えて家づくりを進めています。

平屋は決して「やめた方がいい家」ではありません。重要なのは、平屋の特徴やデメリットを理解したうえで、性能や設計までしっかり目を向けることです。

アヤプラスハウスでは、実際に平屋を建てられたお施主さまから「平屋にしてよかった」「毎日快適です」といったお声をいただいています。家づくりの参考として、ぜひ「お施主様の声」ページをご覧ください。

*お施主様の声はこちら

軒を深く出した平屋の外観。道路からの視線に配慮した外構と植栽

◆まとめ|「平屋はやめておけ」と思う前に、性能で選ぶ平屋を知ってほしい

ここまで紹介してきたように、「平屋はやめたほうがいい」「平屋は後悔する」と言われる原因の多くは、住宅性能や設計によって解決できる問題です。平屋には、ワンフロアならではの暮らしやすさや、家族のつながりを感じられることなど、多くの魅力があります。だからこそ、家づくりでは価格やデザインだけでなく、住んでからの快適さや将来の暮らしやすさまで見据えて選ぶことが大切です。

アヤプラスハウスが提案する「villaya(ヴィラヤ)」は、高性能・高品質な住み心地とデザイン性を兼ね備えた平屋です。まずはモデルハウスで、平屋ならではの暮らしやすさや快適な住み心地を実際に体感してみませんか?「平屋に興味がある」「平屋か2階建てか迷っている」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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この記事を書いた人

石川 武

Profile

二級建築士/代表取締役

建具職人の父のもとに生まれ、建築を身近に育つ。
自身が幼少期に小児喘息を患った経験から、室内の空気と温熱環境が暮らしに与える影響に着目。
独自工法「トリプルA」の開発を経て、現在は特許技術である「FB工法」を採用。
健やかに暮らせる住まいの形を、追い続けている。

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