あきらめかけた予算内での実現 こだわりたっぷり大人空間
『彩+house』との出会いを教えてください
もともと水戸の分譲マンションに住んでいたのですが、息子が小さい頃に「実家は一戸建てがいい」と言われ、心に残っていました。その後子どもも2人とも大学生になって部屋が手狭になり、妻が毎日土浦に通勤していて、妻の母も一人暮らしで心配で、そして私自身も転職で土浦勤務となり、「じゃあマンションじゃなくて一軒家で5人で暮らそう」という気持ちになりました。
実は『彩+house』の石川社長とは前職でお付き合いがあったのですが、予算が間に合わないだろうと思い相談をせず、ある工務店と話を進めていました。でも憧れの床暖房を入れられる以外は、自分の希望通りの家とは程遠かったんです。ローンの借り受け額から予算を考えると、妥協するしかないのかと思いました。それでも何とか予算内で納得のいく方法はないかと石川社長に相談して、「一度展示場に遊びに来てよ」ということで家内と2人で展示場に行った事が最初です。
なぜ『彩+house』に決めたのですか?
まず最初に展示場に入って、高級旅館のような玄関がいいなと。中に入ると無垢の床材がやわらかくて肌触りがいい。家内はキッチンとダイニングの間取りがとても気に入りました。遠回りをせず配膳できて、料理の合間に洗濯機にすぐ行けるなどの家事動線がスムーズで良いと。あと私はリビングにある間接照明のシェルフをとても気に入り、絶対に付けたいと思いました。でも「予算内で同じようには作れないだろう」というのが最初の気持ちでした。
なので、見積もりを出してもらうときの私の要望は「買い切れるのであれば、展示場と同じように作ってほしい」ということ。ローンもそこまで融資してくれないだろうし、半ば無理だろうという気持ちで言いました。ところが石川社長は、私が特に気に入っている間接照明のシェルフやキッチン・ダイニング周辺はきちんと残し、省けるところを省いて調整して、前の工務店で決めかけた見積もり額とほぼ同じにまでしてくれたんです。
憧れの床暖房ではないし、「エアコン1台で大丈夫」ということも信じきれていなかったのが正直なところでした。でも社長のことは信頼しているし、もし空調がだめなら後からエアコンをつければいいだろうと契約に踏み切りました。
実際に住んでみていかがですか?
8月に住み始めて冷房を入れて、最初は使い方がわからなくて暑かったり寒かったり。でも慣れてみると肌に冷風が直接当たらなくて、やわらかい冷たさで心地いい。契約後、唯一信じていなかったのが空調システムですが、実際住んでみて、快適さに感動しました。
あと一緒に住み始めた母にとっても、あちこちに段差がなくて、つまずく心配がないのがいいですね。掃除機がけは母がやってくれるのですが、スムーズでやりやすいと言っています。もともと和室だった部屋をベッドが置けるように変更したことでリビングとの段差がなくなったし、玄関から母の部屋に直接通じる扉もあり、仏間も配置してもらいました。居心地の良い空間で、大好きな孫と暮らせて喜んでくれています。
予算内でこだわりは実現できましたか?
こだわりはたくさん詰め込めました。前はマンションだったのでお風呂にもトイレにもキッチンにも窓がなく、妻がどうしても窓が欲しいと言ったら叶えてもらえて、一番喜んでいました。キッチン床もわがままを言ってリビングの無垢材と同じ色のフローリングにしてもらい、料理汚れが染みこみづらいようになりました。
そして一番のわがままは私の部屋ですね。家族は5人だけど「ショコラ」の基本プランは4LDKなので一部屋足りない。社長に相談したら「わかりました」とすぐに対応してくれて、なんと納戸を残しながら作ってくれました。疲れて帰ってきて自分の部屋で一杯飲み、眠くなったら横になってテレビ見てまどろむのが一番の時間です。家族みんなが大人になったので、こうして5人全員がそれぞれくつろげる場所ができて、本当に良かったです。
実はもうひとつ、実現できて嬉しいことがあります。リビングにテレビ台があると狭いし掃除がしづらい。そして壁掛けにすることでテレビを1枚の絵画のようにしてみたかったんです。でも配線どうしようと思って担当の長谷川さんに聞いたら「できますよ」って。配線を床下に通してシェルフにDVDプレーヤーを配置してくれたんです。他のハウスメーカーさんだとやってくれないだろうということを、社長や長谷川さんが本当に色々と実現してくれました。
引き渡しの儀式をしたそうですが?
はい。展示場を初めて見た時から、玄関にある石の壁が素敵だなと思ってうちも作ってもらうことになりました。家を作っている時に見に来たら長谷川さんがちょうどその石のタイルを貼り付けていて、「最後の1枚つけたいんだけどダメ?」と聞いてみました。「完成の証にしたい」と。そして引き渡しの時に最後の1ピースを入れるセレモニーをすることができて、なかなか緊張で入らなかったりもしたのですが、家づくりに携わることができて本当に良かったです。