こんにちは、彩+houseです。
今回は、「家の耐久性を高めるポイント」についてご紹介します。
「木造住宅は20年しか持たない」と思われがちですが、実は工夫次第で75年以上快適に暮らせる家づくりが可能です。この記事では、その秘密を詳しく解説します。
◎木造住宅の耐久性を左右する要因とは?
木造住宅の耐久性を下げる最大の原因は「湿気」。湿気が溜まると、木材が腐りやすくなるだけでなく、シロアリを呼び寄せる環境を作ってしまいます。この湿気を効率的に排出するためには、「気密性の確保」と「換気システム」が非常に重要となってきます。
◎気密性と換気システムへの徹底したこだわり
まずは、「気密性」についてです。
気密性が低い住宅では、家に隙間が多いため、換気が十分に機能しません。
例えば、ストローに穴が空いている状態を想像してみてください。飲み物を吸おうとしても、中身がなかなか吸えないはずです。同じように、住宅でも隙間が多いと、湿気が外に排出されにくくなります。
彩+houseでは、この「気密性」に徹底的にこだわり、家全体の隙間を示す「C値(相当隙間面積)」を【0.3㎠/㎡以下】に抑える施工を行っています。一般的に高気密住宅の基準とされる【1.0㎠/㎡】が大体「はがき1枚分」の隙間であるのに対し、彩+houseの基準ではその約3分の1以下の隙間しかありません。かなり効率的に換気を行える環境となっています。
次に重要なのが「換気システム」です。
以前は、窓や床下に開口を設けて風通しを良くする方法が主流でしたが、近年の住宅では気密性能が向上したことで、この方法では十分な換気が難しくなりました。
彩+houseでは、高気密住宅に対応するため、最も換気効率が高いとされる「第1種換気システム」を採用しています。
このシステムでは、機械によって空気を強制的に取り入れたり排出したりするため、効率的な換気が可能です。
◎基礎のシロアリ対策も万全に
家の耐久性を保つため、もう一つ欠かせないのが「シロアリ対策」です。湿気を防ぐことでシロアリのリスクをある程度抑えることはできますが、さらに安心できる住まいにするためには、基礎部分の工夫が必要です。
具体的な対策として、彩+houseでは基礎に「止水プレート」を打ち込んでいます。このプレートは、大雨で水位が上がった際に、建物内への水の侵入を防ぎ、同時にシロアリが侵入するリスクも軽減します。さらに弊社では、断熱材に「防蟻性」のあるものを使用し、シロアリが好みにくい環境を作り出しています。
◎安心して住み続けられる【60年継続点検保証】
彩+houseでは、木造住宅の耐久性にとにかくこだわることで、【60年継続点検保証】の家を提供することができています。この保証は、10年ごとに定期点検を実施し、全棟を対象に60年間家の耐久性を確保する仕組みです。
耐久性の高い住宅を建てることで、長い年月が経っても快適さを保ち、安心して住み続けることができます。家づくりを考える際には、こうした目に見えにくい部分にもぜひ注目してみてください!
★YouTube動画ではより詳しく解説しています
『【注文住宅】60年保証できる家は〇〇がいい!住宅のプロが耐久性の秘密を教えます!【新築】』
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*この記事を書いた人
プランナー 石川 直弥 / スタッフインタビュー