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【地震に負けない家とは?(後編)】建物の倒壊を防ぐ「制震ダンパーMIRAIE」

 

こんにちは、彩+houseです。

 

前回は、「許容応力度計算」で実現する“地震に耐える”家づくりについてご紹介しました。今回はその続編として、地震の揺れそのものを“抑える”ための「制震ダンパーMIRAIE」について解説していきます。

 

地震で「倒壊しない」だけでは足りない理由

 

 

「耐震等級3だから安心」と思われる方も多いかもしれません。たしかに耐震等級3は、現行の建築基準法で定められた最高ランクの耐震性能です。ところが、実際に大地震が起きたときには、“耐えた”としても建物が少し傾いてしまうケースもあります。
そうなると、「倒壊していないのに住めなくなる」という事態が発生してしまうのです。

また、修理費用を地震保険でカバーすることは可能ですが、「実際にかかった修理費」に応じて支払われるものではないため、全額補償にはならないケースが多いです。

 

だからこそ、「倒壊しない」だけでなく、「揺れを抑えて被害を小さくする」ための制震”という考え方も、家づくりではとても重要になってきます。

 

彩+houseが採用する「MIRAIE(ミライエ)」とは?

 

こうした“揺れによるダメージ”をできるだけ抑えるために、彩+houseでは、住友ゴム製の制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」をすべての住まいに標準採用しています。
この装置は、地震の揺れによって建物にかかるエネルギーをしっかり吸収し、構造への負担をやわらげてくれるものです。

とくに、震度7クラスの大地震が繰り返し発生するようなケースでは、その効果に大きな違いが出てきます。

 

​2017年1月に京都大学防災研究所で行われた実大振動台実験では、2016年に発生した熊本地震相当(震度7相当)の地震波に対し、MIRAIEを装着した建物は揺れ幅を最大95%低減したことが確認されています。

揺れそのものを「小さくする」この装置は、まさに「地震に負けない家づくり」の要となる存在となっています。

 

命を守る家は、耐震+制震の“ダブル対策”で

 

 

彩+houseでは、
・全棟で許容応力度計算を実施し、耐震等級3を標準仕様でクリア

・制震ダンパー「MIRAIE」を全棟にオプション設定
という“ダブルの備え”で、大切なご家族の命と暮らしを守る家づくりを行っています。

 

地震はいつ起こるかわからないからこそ、「備えておくこと」が一番の安心につながります。今後の家づくりを検討されている方は、耐震+制震の両方に注目してみてくださいね。

 

★前半はこちら

【地震に負けない家とは?(前編)】「許容応力度計算」で安心の耐震等級3の家を

 

★彩+houseの家の耐震性について詳しくは、YouTube動画をご覧ください

【注文住宅】巨大地震の備え!家づくりのプロが耐震で大事な2つの事を教えます!

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*この記事を書いた人

プランナー 石川 直弥 / スタッフインタビュー

 

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