こんにちは。彩+houseです!
家づくりをご検討中のみなさまに向けて、今回は「注文住宅の基本的な流れ」についてお話ししたいと思います。
住宅は一生に一度の大きなお買い物です。スムーズに進めていくためには、あらかじめ全体の流れを知っておくことが大切です。
「今、自分がどこにいるのか」がわかるだけで、打ち合わせもずっと安心して進められます。
1.家づくりの第一歩は「下準備」から
家づくりのスタートは、「どんな暮らしがしたいか」をご家族で話し合うところから始まります。
「家族が自然とリビングに集まる」「一年中心地よい家に住みたい」といった、ご家族にとって重要なキーワードを3~4つほど優先度の高いものを明確にしておくことが、家づくりの大切な下準備となります。
2.信頼できる施工会社を選ぶ
理想の住まい像がある程度固まったら、それを実現できるパートナー探しに進みます。
家づくりは長い時間を共にするプロジェクトです。希望に対してきちんと向き合い、根拠を持って「できます」「難しいです」と伝えてくれる会社かどうかがポイントになります。
3.土地探しと資金計画
施工会社が決まったら、希望のエリアで土地探しを進めていきます。
選ぶ土地の方角、形状などによって、希望の家を建てられるかどうかが決まるため、できれば施工業者・工務店などの専門家と一緒に選ぶのが安心です。
またこの段階で、住宅ローンの「事前審査」を受けておくことをおすすめします。ご自身の年収や預貯金から、どの程度借り入れができるかをあらかじめ把握することで、無理のない計画が立てやすくなります。
4.プランニングと仮契約
土地と資金計画がある程度固まったら、建物のプランづくりに入ります。
この時点で、仮契約(設計申込)を交わします。
申込金として50万円〜100万円程度が必要になるケースが多いようです。
5.詳細仕様の決定と本契約
間取りや仕様が確定したら、工事請負契約(本契約)を結びます。
この契約書は、住宅ローンの本申込や行政手続きにも使われる正式な書面となります。印紙代なども必要になりますので、事前に確認しておきましょう。
なお、契約後のキャンセルは可能ですが、違約金が発生する場合があります。
6.着工に向けた準備と地鎮祭
工事が始まる前に、地盤調査を実施し、地盤の状態によって改良工事も行います。地盤改良完了後、行政から建築確認済証が発行され、いよいよ着工です。
この際に、第1回目の支払いである「着手金」を支払います。
また、ご希望があれば「地鎮祭」も行います。
これは、家を建てる土地を清め、ご家族の安全と工事の無事を祈る日本の伝統行事です。
工事に携わる職人たちが一堂に会し、お施主様にご挨拶する場面は、とても感動的なひとときになります。
7.工事着工〜完成・お引き渡し
工事は、基礎・上棟・内装と順に進み、建物が徐々に形になっていきます。
必要に応じて中間金の支払いも発生しますが、こちらも住宅ローンの中に含めて計画される方がほとんどです。
完成後は、行政の竣工検査とお施主様による最終確認を経て、いよいよお引き渡しです。鍵をお渡しするその瞬間、ここから始まる新しい暮らしに、胸がいっぱいになる方も多くいらっしゃいます。
8.住み始めてからのサポートも
家づくりは、「建てて終わり」ではありません。
彩+houseの住まいには、「建物60年継続点検保証」と「設備10年保証」が標準で付帯。
長く安心して暮らしていただけるよう、定期点検やメンテナンスのご相談にも、きめ細やかに対応いたします。
家は、単なる「建物」ではありません。
それは、家族が時間を紡ぎ、日々の会話や食事、何気ない瞬間が記憶となって積み重なっていく、大切な“暮らしの舞台”です。
「こんな暮らしがしたい」――その想いを、ぜひ私たちにお聞かせください。
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。あなたの理想の住まいづくりを、心を込めてお手伝いします。
★YouTube動画では、さらに詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
============================
*この記事を書いた人
プランナー 井ケ田 東茂子 / スタッフインタビュー