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住宅を建てるうえで、予算はとても気になるもの。特に土地も購入するとなると、多くの予算がかかります。しかし家づくりが初めての場合、土地込みの予算相場がわからず不安…という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、土地を購入して注文住宅を建てる予定の方に向けて、土地込みで家を建てる予算相場と、住宅ローンの返済例を地域別に解説します。

地域別データで見る土地と家の平均価格

土地込みの注文住宅の相場については、住宅ローンの1つであるフラット35が調査したデータが参考になります。こちらでは地域別に、家の建設費と土地取得費の平均価格を公表しています。

出典：住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」

この調査における家の建築費は、フラット35を借りる際に申告された諸費用を含むコミコミ価格です。広告などで見る「建物本体のみの価格」ではないため、予算を考えるうえでとても参考になります。

土地込みの予算は地域ごとに確認しよう

家の価格は地域でそれほど大きな違いはないものの、土地取得費は地域によって差が大きくなっています。最も高額な「首都圏」の土地取得費の平均は2,220万円で、最も価格が低い「その他地域」の912万円と比べると、およそ1,300万円もの違いがあります。

参考までにそれぞれの地域での住宅ローン返済額をシミュレーションしてみましょう。

※変動金利0.625%　35年返済　頭金なし　ボーナス払いなしの場合

住宅ローンの返済額を比較すると、「首都圏」と「その他地域」では月に3万円もの差があることがわかります。注文住宅と土地の予算を知るには、建築を予定している地域の土地価格相場を知ることが大切だとおわかりいただけるでしょう。

土地価格帯別の住宅ローンシミュレーション

60坪の土地に諸費用込みで3,000万円の家を建てる場合、土地の価格帯によって家と土地を合わせた総額がどれくらい変動するのかをまとめてみました。合わせて住宅ローン返済額のシミュレーションも行いましたので、土地を探すエリアや実際に物件を絞り込む際の参考にしてください。

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土地の価格相場を簡単に調べる方法

マイホームを計画する地域の土地の価格相場を知るには、不動産情報サイトで調べる方法と、国が公表している地価公示（基準地価）を目安にする方法があります。

不動産情報サイトは手軽に調べられる反面、調べたタイミングによっては相場より高い（あるいは、低い）価格の土地ばかりということもあり、正しい相場を知ることができません。国土交通省が運営するサイトの情報は、年間を通じての平均地価であるため目安にしやすくおすすめです。

• 土地総合情報システム（国土交通省）

https://www.land.mlit.go.jp/webland/

茨城県の市町村別土地平均価格は？

【彩+house】がある茨城県内の各市町村の平均坪単価を調べてみました。上位10位までの市町村は以下のようになっています。

同じ都道府県内でも土地の価格相場には違いがあります。市区町村まで絞って調べた方が、正しい予算を知ることができるでしょう。

予算を抑える具体的なテクニック 

実際に家や土地を購入する際は、できるだけ予算を抑えたいもの。そこで土地購入や家づくりにおいて、価格を抑えるための具体的なテクニックを3つご紹介します。

土地の希望地域を広げる

 土地を探す際は、特定の地域にこだわり過ぎず、範囲を広げて探すと価格を抑えやすくなります。対象エリアが広がれば多くの物件を見つけられるようになり、お得な土地に出合う確率も高まるためです。条件が良ければ別のエリアでも構わないという方はぜひ検討してみてください。

家の予算にメリハリを付ける

家の平均価格に地域ごとの差はほとんどないとしても、工夫次第で予算を抑えることができます。注文住宅なら予算配分にメリハリが付けられるため、設備をシンプルにして性能に予算をかけたり、廊下の少ない間取りにして面積を抑えたりといった工夫をすると、住宅費を節約できるでしょう。

付帯工事費に注意する

家以外にかかる工事費用に注意して土地を選ぶと、予算を抑えられる場合があります。特に地面を平らにする整地工事や、水道引き込み工事などの付帯工事は費用が高額になりがちです。土地そのものの価格が多少高めでも、付帯工事のかからない土地を選ぶとトータルの出費を抑えられることがあります。

土地を探す3つの方法と注意点

土地は探し方次第で、より新しい物件やより多くの物件が見つかる可能性が高くなります。代表的な3つの方法の違いを知り、より条件の良い物件を見つけられるようにしましょう。

不動産情報サイトで探す

不動産情報サイトは物件数も多く、スマホで手軽に情報が見られる点がメリット。しかし一方で、古い情報や売れ残りが多い傾向にあります。なぜなら条件の良い土地は、これから紹介する次の2つの方法によって、サイトに載る前に売れてしまうためです。不動産情報サイトは、あくまで相場を知るために使う方が良さそうです。

不動産会社に相談する

不動産会社は、土地の所有者である地主さんから売却の依頼を直接受けるため、最新の土地情報を持っています。しかし1社が持つ仲介物件は数が少なく、より多く情報を集めるにはいくつもの不動産会社に問い合わせる必要があります。限られた時間で効率よく土地情報を集めるには不向きな方法だといえます。

住宅会社に相談する

 新鮮な土地情報を幅広く集めるのに最適なのが、住宅会社に相談する方法です。住宅会社は、施工エリアにある多くの不動産会社と付き合いがあり、新鮮な土地情報が数多く集まってくるためです。

また、どんな付帯工事費がかかるか、その土地にどんな家が建てられるかなどのアドバイスも受けられます。自分たちにぴったりの土地を探すなら、住宅会社に相談する方法をおすすめします。

まとめ

注文住宅と土地を合わせた住宅の総予算を考えるには、家を建てる地域の土地価格相場を確かめることが大切です。ご紹介した国土交通省のサイトを利用すれば、大まかな相場をかんたんに知ることができるでしょう。

しかし実際の土地探しでは、「あなたの理想の暮らし」を一番知っている、住宅会社と一緒に行うのがよいでしょう。諸費用やどんな家が建てられるかなども合わせて確認できるので安心です。【彩+house】では、お客様に最適な土地探しのお手伝いをしていますので、ホームページからご予約の上、お気軽にご相談ください。

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