こんにちは、彩+houseです。
先日、「低い天井がリラックスを生む」という記事を公開しましたが、今回はその中でも特に「2m20cm」という高さに注目してみたいと思います。
◎あえて「低い天井」を選ぶ理由
まず、住宅展示場などで多いのは、2m40cmの天井高です。
確かに一般的な高さですが、実際に体験してみると意外と落ち着かないと感じる方も少なくありません。
その一方で、『villaya(ヴィラヤ)』ではダイニングや寝室に、あえて2m20cmという低めの天井を採用しています。
座ったり寝転んだりして過ごす時間が多い場所では、天井が程よく近いことで“こもり感”が生まれ、自然と心地のいい空間を創出できます。
◎「低いだけ」だけではなく、高低差が心地よさを際立たせる
「高い天井=開放感がよく心地よい」とよく住宅会社では言われますが、高ければいいというものではなく、落ち着ける空間には“適度な低さ”が必要だと私たちは考えています。
ただし、2m20cmでも心地よく感じられるのには条件があります。
それは、必ずそばに高い天井があること。
例えばvillayaでは、リビングに3m50cmという高い天井を設け、ダイニングや寝室の2m20cmとのギャップをつくることで、落ち着きと開放感のメリハリを感じていただけるようにしています。
この高低差があるからこそ、2m20cmの空間でも低く感じにくく、むしろ心地よさが際立ちます。
最近の展示場では「天井が高いこと」がよくアピールされますが、だからといって3m50cmまで高くしているところはほとんどありません。
実際にこのギャップを体感すると、逆に2m40cmの空間に戻ったときに「なんだかしっくりこない」と感じてしまう方もいらっしゃいます。
それくらい、2m20cmという高さはしっくりくるものです。
2m20cmの天井で本当に落ち着けるのか、また、高低差のある空間とはどのような感じなのか、少しでも気になった方は、ぜひいろいろな展示場を見比べてみてください。
そして、villayaの展示場にも足を運んでいただき、この心地よさを体感していただければ嬉しいです。
★過去の記事はこちら
「低い天井はリラックスを生む。天井の高さまでこだわる家づくり」
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*この記事を書いた人
石川住建 代表取締役 石川 武 / スタッフインタビュー