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注文住宅に入居するまでのスケジュール!目安の期間と支払いの流れも解説

注文住宅に入居するまでのスケジュール!目安の期間と支払いの流れも解説

注文住宅を建てて希望の時期に入居するには、早めにスケジュールを知っておくことが大切です。
しかし初めての家づくりでは、検討し始めてから入居するまでの流れや、目安の期間がわからない方が大半ではないでしょうか。

 

そこで今回は注文住宅を検討している方に向けて、家づくりのスケジュールと目安の期間をわかりやすく解説します。
後半にはお金の支払いのタイミングなども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

注文住宅を建てる期間の目安

 

家づくりを考え始めてから注文住宅に住むまでの期間は、土地をお持ちの方でおよそ10ヵ月、土地を探す方で1年が目安です。しかしお客様によっては住宅会社を決めるまでに時間がかかったり、なかなか希望に合う土地が見つからなかったりして、さらに時間がかかることもあります。

 

もちろん時間があまりかかると、希望の引っ越し時期に間に合わなくなります。
次からお伝えするスケジュールと目安の期間を確かめていただき、それを参考に家づくりを進めるようにしてください。

 

検討開始から情報集めまで【約1ヵ月】

 

マイホームを考え始めてから住宅会社の情報を集めるまで、初期段階の期間はおよそ1ヵ月です。

 

家の希望をまとめる

はじめに家についての希望をまとめてみましょう。自分たちの叶えたいことは何か?またどんな暮らしがしたいのか?今よりもこれから何十年先を見据えて考えてみましょう。
家を作る会社はハウスメーカーから、地域に根ざした工務店までたくさんあります。そのため希望をまとめてから依頼先を探した方が、自分たちの理想をかなえてくれる相手を探しやすくなります。
失敗しない家づくりの一つとして、自分たちの希望を最後までブレさせないことが大切です。

 

予算の検討

情報集めと共に進めたいのが予算の検討です。この段階では頭金をどれくらい用意するかと、毎月いくらの支払いが可能か話し合っておくだけで構いません。
仮でも構いませんので、その2つを決めておくと、住宅会社に相談したときにスムーズに予算に合った提案を受けられます。

 

住宅会社の情報集め

まとめた希望と照らし合わせながら、それを実現してくれる会社の情報をインターネットやSNSで集めます。ただし実際の絞り込みは直接話を聞いたり、建物を見学したりした後にしましょう。そこで感じたことを基準にした方が、より自分たちにぴったりの住宅会社が選べるはずです。

 

土地を探す【約3ヵ月】

 

土地を購入して家を建てる方は、早めに情報を集めるようにしましょう。建築を希望している地域の土地の価格がいくらか知り、資金計画に組み込むためです。また土地はいつ売りに出るかわからないため、早めに探し始めた方がより良い物件を見つけやすくなります。

 

ただし土地を見ただけではどんな家が建てられるのか、諸費用を含めた資金計画などがわかりにくいものです。
より希望に合った土地を見つけるなら、次のステップで住宅会社に相談して探すのもおすすめです。

 

 

相談から契約まで【約2ヵ月】

 

実際に住宅会社に足を運んで相談を始めてから、契約を結ぶまでの目安はおよそ2ヵ月です。

 

住宅会社への相談

住宅会社の情報を集めて、気になったところがあれば相談しに行ってみましょう。見学会などイベントを行っていれば参加するのもおすすめです。もしその会社の家づくりへの取り組みが気に入れば、初めにまとめておいた家の希望や予算を伝えて、ラフプランや概算見積もりを作ってもらいます。

 

資金計画・事前審査

提案されたラフプランと概算見積りで、支払いをシミュレーションしながら資金計画を煮詰めます。ある程度住宅会社を絞り込めそうなら、そこを通じてローンを借りられるかの事前審査を金融機関に申し込みます。

 

土地の契約

希望と予算に合う土地が見つかったら、そこに建てられる家や資金計画を住宅会社に確認しましょう。そのうえで条件に納得できれば、土地の契約に進みます。家を建てる住宅会社も絞り込み、サポートしてもらいながら土地の契約をすると安心です。

 

家の契約

希望にあう家づくりをしてくれそうな住宅会社があれば、正式にプランを作成してもらう本設計を申し込みます。そしてできあがった本プランと本見積りに納得できたら、家の契約に進みましょう。

 

契約から引き渡しまで【6ヵ月】

家と土地の契約が済んだら、実際に家づくりをする段階に進みます。ここからの期間の目安はおよそ6ヵ月です。ただし住宅会社によってはもっとかかるところもあるため、早めの段階で確かめておくと良いでしょう。

 

住宅ローン申し込み

 

家の契約を結んだあとは、速やかに住宅ローンの申し込みと正式審査を行います。このときまでに住宅会社と相談して、頭金の額や毎月の支払い額を決めておきます。

 

仕様打ち合わせ

 

本プランをもとに水回り設備や電気関係、内装材、壁紙などを決めます。設備メーカーのショールームなどで、実物を見ながら決めることもあります。末永く使うものになるため、しっかり打ち合わせをして決めましょう。

 

基礎着工

家の詳細な仕様が決まれば建築確認申請を行い、建築確認済証が発行されれば着工できます。
着工に先立ち近隣へのご挨拶も行い、さらに工事の安全無事を祈願する地鎮祭をするお客様もいらっしゃいます。

 

上棟

柱や梁など、建物の基本構造を組み立てるのが上棟です。建物のかたちが見えてくるため、ここで家を建てることを実感するお客様も多いようです。このあとは大工さんや他の職人さんが、ていねいに家づくりを進めます。

 

完了検査・引き渡し

 

工事が終わると、社内検査や第三者機関の完了検査が行われ、お引き渡しになります。同時に金融機関と住宅ローンの契約を結び、実行された融資によって住宅会社へ支払いが行われます。晴れて家づくりが完了し、マイホームでの新しい生活が始まります。

 

 

お金の支払い時期とつなぎ融資

 

注文住宅に入居するまでのスケジュールでは、お金の支払い時期もしっかり把握しておく必要があります。ここからは家と土地の支払いのタイミングと、ローンを使う場合はぜひ知っておきたい「つなぎ融資」について解説します。

 

家と土地の支払い時期

住宅会社へのお金の支払いは、着工・中間・完成のときに総額の約1/3ずつ支払います。
また土地を購入する方は、土地の契約後にお金を支払うことになります。手持ち資金で用意できる方は、それぞれのタイミングでお金を支払います。

 

つなぎ融資とは

住宅ローンを使う場合、借りたお金が自分の口座に振り込まれるのは家が完成したときです。そのため着工金や中間金、土地代の支払いには「つなぎ融資」を利用します。

つなぎ融資とは家が完成するまでのあいだに必要な資金を、金融機関が貸す短期融資です。
このつなぎ融資を使うことで、住宅ローンを使う人でも着工金や中間金、土地の支払いが可能になります。

 

ローンの1本立てと2本立て

土地を購入するときのローンの借り方には、1本立てと2本立てがあります。1本立ては1つのローンで土地と家の両方の資金を借りる方法で、ローン諸費用が1回分で済むメリットがあります。ただし、土地代と家の着工金、中間金と、3つのつなぎ融資を組むため利息が多めにかかります。

 

2本立ては土地と家で別々のローンを組みます。ローンの諸費用は2回分かかりますが、つなぎ融資の利息は家の着工金と中間金だけで済みます。ただし、土地の引き渡し後から、土地のローンの支払いが始まる点に注意しましょう。アパートの家賃と重なる方は、支払いを準備しておく必要があります。

 

 

まとめ

 

家づくりが初めてでは、相談から入居までのスケジュールはなかなかわかりにくいものです。今回お伝えした流れと期間の目安を参考に、ご希望の時期に新居へ引っ越せる計画を立ててみてください。ただし、実際にかかる期間は、お客様ごとの条件などによって変わることもあります。

 

【彩+house】では、お客様に合わせたスケジュールで家づくりのご提案をしていますので、いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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