—基礎止水プレートとは?—
家づくりには柱や梁となる木材をはじめ、実にさまざまな部材が使用されます。
【彩+house】では、よりよい住まいをご提供できるようにその一つひとつを厳選しています。今回は、そんなこだわり部材の一つである「キソ止水プレート」についてご紹介します。
◎基礎コンクリートには隙間があります!
家づくりにおいて、基礎は建物を支え、寿命に影響する非常に重要な部分です。建ててから手を入れることが難しいため、新築施工時にしっかりとした防水対策やシロアリの侵入防止対策を行っておくことが大切です。
そこで、【彩+house】が標準で採用しているのが「キソ止水プレート」です。
現在、多くの木造住宅で採用されているのが、耐震性に優れた“ベタ基礎”ですが、その弱点となるのが、打ち継ぎ部分です。ベタ基礎の施工では、ベースコンクリートの打設と、立ち上がりコンクリートの打設の2工程に分けて行います。
先に打ち込んだコンクリートと後から打ったコンクリートの接点を「打ち継ぎ」と呼びますが、完全には一体化せず、隙間が生じます。
そのわずかな隙間が雨水の浸水や、シロアリの侵入経路にもなってしましまうため対策が必要です。
そこで、鋼板製の「キソ止水プレート」を、打ち継ぎ部分のコンクリートに埋め込むことで防水性能を向上します。同時にシロアリの侵入経路を断つことで、建物の健康や耐久性を長期間にわたって守ることができます。
◎施工は自社大工が責任を持って
建物の基礎コンクリートの打設は「基礎屋さん」と呼ばれる基礎工事業者さんに依頼しています。
しかし、「キソ止水プレート」を基礎コンクリートに埋め込む作業は、現状ではまだ一般的ではないため、【彩+house】では社員大工がその工程を担当して、基礎屋さんと一緒に施工を進めています。これによりスピーディーかつ正確に埋め込むことができますので、施工ミスのリスクも低減できます。
「50年後もずっと、ハッピーに暮らせる住まい」となるよう、【彩+house】では、このように見えない部分まで一つひとつ丁寧にこだわって、住まいの快適性と耐久性を高めています!
施工現場はいつでも見学していただけますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。